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執筆者の写真 Ayurveda salon Tulsi

思考をクリアにする、シロダーラとは

更新日:10月26日


アーユルヴェーダサロントゥルシー シロダーラ

シロ(頭)ダーラ(流れ)

シロダーラは、オイルが入ったポットを左右に揺らしながら、温めたオイルを頭(ひたい)にゆっくりと垂らしつづける頭部のトリートメントです。


シロダーラには、心と体の両方を鎮静させる効果があり、特にヴァータの乱れが原因でおこる、睡眠障害や、ストレス、不安感といったメンタル的な問題の改善によいとされています。


ヴァータの乱れや症状について詳しくは、下記の記事をお読みください。


瞑想しているような状態になることから、考え事がとまらない、頭がパンパン、思考がまとまらないといった、頭が働きすぎているときなどにもオススメです。


温かいオイルが流れつづける振動が、ひたいを通して目の奥にある下垂体や視床下部といった部分に伝り、副交感神経優位に切り替わることで心肺機能が落ち着き、ストレスが軽減されると考えられています。


また、深い呼吸によって血行が促進され、身体の隅々まで栄養が行き渡り、老廃物の排出を促し、細胞レベルで新陳代謝がおこなわれることで、心と体に溜まったアーマ(未消化物質)を流し、心身のバランスが整うとされています。

アーユルヴェーダ

頭は身体のすべての生理機能を司る重要な場所

シロダーラは、アーユルヴェーダの本場であるインドやスリランカの病院やクリニックなどでは、浄化療法のひとつとしておこなわれている施術でもあり、まれに頭痛や発熱、重だるくて動けないといった、副作用のような反応が起こる場合があります。


そのため、本来は、ボディのトリートメントを数回おこない、体のデトックスが終わってからシロダーラをするのがよいといわれています。

シロダーラは、日本ではリラクゼーションを目的として行いますが、アーユルヴェーダサロントゥルシーでは、アーユルヴェーダドクターからレクチャーを受けたセラピストがしっかりカウンセリングをし、お客様に合わせた施術を行います。


シロダーラに適した時間や天気、避けるのが望ましい時間や天気

・シロダーラに適した時間は、朝から午前中、遅くとも午後14時くらいまでがよいとされています。(カパからピッタの時間)

・夕方以降も受けられますが、終わった後の体感が日中に受けた場合と比べて、ぼーっとしたり、身体が重く感じられる場合があります。


・お天気の良い日に行うのがよいとされています。

・風が強い日や、土砂降り雨の日、梅雨や長雨などの寒さや湿度が高い時期、台風の日は避けた方がよいといわれています。

大気にもドーシャがあり、大気の状態が不安定な日は、人の身体も影響を受けていつも以上にヴァータやカパが乱れるため、シロダーラをおこなっても鎮静させるのが難しいためです。


ドーシャについて詳しくは、下記の記事をお読みください。


シロダーラを受けるときの注意点

・ヘアカラー直後は、色が落ちやすくなります。

・シロダーラの後は、髪の毛がオイルで重くなります。

当日は2度洗いしてもオイルが残る場合があります。

オイルでしっとりしているのが気になる方は、帽子や髪留めなどをお持ちください。(ご近所の方でシャワーを浴びずに、ご自宅でお風呂に入られる場合は、オイルがついてもよいお洋服やタオル、帽子などをお持ちください)


★特に注意が必要なため、事前にセラピストに伝えていただきたいこと

・シロダーラの前日や当日に、鎮痛剤や解熱剤などをのまれた方。

・現在、病院に通院中や、お薬を処方されている方。(こちらは事前にご相談ください)

副反応がでることがあるため、シロダーラをお断りする場合があります。その場合は別メニューをご提案させていただきます。


使用するオイルについて

・アーユルヴェーダサロントゥルシーでは、シロダーラは太白ごま油100%を使用しておこないます。

・ボディのトリートメントには生薬が入ったスリランカ製のオイルを、その日のお客様の体調や状態に合わせて、セラピストがお選びして使用します。


よいシロダーラ体験にするために

・室温や施術ベッドの温度などがちょうどよいこと。(暑くもなく、寒くもなく快適)

・枕の位置や高さがちょうどよいこと。(シロダーラ中に首が痛くならないように)

・オイルの温度が熱すぎず、冷たすぎず、ご自身が気持ちいいと感じる温度であること。


シロダーラはサロンでしか受けられない特別なもの

ご自身が不安に感じていることや、不快に感じていること、気になることがあれば、なんでも我慢することなくセラピストに教えてくださいね。

快適で心地よく、リラックスしながら、オイルと一緒に余分なものを流していきましょう。


1ℓ以上のオイルをひたいに垂らしつづけられる、非日常体験!

アーユルヴェーダサロントゥルシーシロダーラ

アーユルヴェーダサロントゥルシーのシロダーラの流れ

☆ドーシャチェックとカウンセリングをしながらウェルカムドリンクをお召し上がりいただきます。

↓お着換えをしていただいたら、フットバスから始めます。

↓頭に軽くオイルを塗布して、頭皮のマッサージからトリートメントがスタート。

↓ボディの短めアビヤンガで、まずお体を鎮静します。


オイルの温度をヴァータ体質とカパ体質の方は熱すぎない温度で、ピッタ体質の方は冷たすぎない温度で調整します。


いよいよシロダーラ

☆はじめての方は、20分~25分間オイルを垂らしつづけます。

↓垂らし終わった後、オイルを浸透させながら10分程リラックスタイムをとります。

↓髪の毛のオイルを軽くセラピストがふき取り、シャワーへご案内します。

★パウダールームにドライヤーやアメニティのご用意があります。シャワーを浴びて、ごゆっくりとお仕度してください。


シロダーラ体験談

・お仕事のストレスでご来店M様

サラスワティーコース・何かがポンっと抜けた感じ


・不眠でご来店H様

ボディ・ダーラ体験・3時間くらいぐっすり寝て起きたようなスッキリ感


・頭痛と首肩のコリでご来店W様

ボディ・ダーラ体験・後頭部のハリまでとれたのは初めて


・リラックス目的でご来店T様

ボディ・ダーラ体験・頭の中の思考のゴミが一掃された


このようなお声をいただいております。

シロダーラの後はリラックス

とはいえ、シロダーラは毎回受けなくてもよい

思考をクリアにしたいときや、よく眠れないときなどは、アビヤンガとシロダーラがついたボディ・ダーラ体験や、2回目以降の方はサラスワティーコースを。


体の冷えや痛みなどが気になるときや、しっかり汗をかいて身体の巡りをよくしてデトックスしたい方は、アビヤンガとアーユルヴェーダの発汗方法であるスヴェダナ(ハーブテントかピンダ)がついたトゥルシーコースを。


シロダーラを受けるほどではないけど、頭の疲れを感じるときや、リラックスしたいとき、定期的なサロンでのメンテナンスには、アビヤンガと長めのヘッドマッサージを組み合わせたラクシュミーコースや、17時以降限定のラートリーコースがおススメです。


サロンは安心して自分をだしてもいい場所

日々のセルフケアを行いながら、月に1回や季節ごと、頑張りすぎて疲れたとき、とにかく乾燥してオイル漬けにしてほしいときなど、いつでも給油にお越しください。

みなさまのご来店を、こころよりお待ちしております。


トゥルシーハーブティー

このところハーブブレンドにハマり、さまざまなハーブを組み合わせて自作のドーシャ別ハーブティーを作っては、日々奮闘中のサロンオーナーに飲ませてドーシャが落ち着くか実験しています。

今回のブログ担当は、セラピストmoegiでした。

最後までお読みくださりありがとうございました。


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